起こってはいけない、しかし、起こるだろう事は十二分に予想できたのではないかという大震災が起こってしまった。
安全、安全を強調された原発が破壊され、現在も懸命の沈静化が行われているが、果たしてこれ以上の被害が防げるのか?
ひと頃、原発に対して批判的な発言をしたら、まるで「非国民」的な言葉さえ浴びせられた事もあった。
今、この状況になって原発を推進した人たちは何を思うか。
また御用学者はどう弁解するのか。
いつまでも「想定外」が通用するのか?
なにはともあれ、今は一日も早い救援、被災者の援護に全力を傾けながら、原発事故の沈静化を祈りたい。
2010年10月20日水曜日
歯科疾患管理料
Pの治療をする新規の患者に関して、「歯管」の算定に対し疑義が時々生じているようです。
そもそも平成22年4月改定より、初回の歯管の算定は翌月の待つまでに行われれば良いとのルールに変更され、その通り初診の翌月に一度目の歯管を算定したケースが、初診月にすでにPの治療を着手しており、歯管の一度目が認められないケースが出ているようです。
これは、ある意味原則の話をすると、そもそも歯管を算定するまでは患者との治療計画や了承が得られていないと言うことでもあり、その前にすでにPの治療が着手されていることは不自然と考えるところからきています。
この原則論はある意味では「正論」でもあるわけですが、ケースバイケースであるとも言え、患者によってはPの治療の同意は得られていたとしても、他の治療に簡易手の治療計画が折り合っておらず、見切り発車で治療が始まっている場合も有りうるからです。(勿論、これも本来ならば患者と良く話し合って解決できる問題でもあるわけですが。)
たdあ、ルールであるよく月末までの算定と言う物は生きているわけで、この解釈が全てを束縛する物でもないことは今後も主張していく予定でおります。
そもそも平成22年4月改定より、初回の歯管の算定は翌月の待つまでに行われれば良いとのルールに変更され、その通り初診の翌月に一度目の歯管を算定したケースが、初診月にすでにPの治療を着手しており、歯管の一度目が認められないケースが出ているようです。
これは、ある意味原則の話をすると、そもそも歯管を算定するまでは患者との治療計画や了承が得られていないと言うことでもあり、その前にすでにPの治療が着手されていることは不自然と考えるところからきています。
この原則論はある意味では「正論」でもあるわけですが、ケースバイケースであるとも言え、患者によってはPの治療の同意は得られていたとしても、他の治療に簡易手の治療計画が折り合っておらず、見切り発車で治療が始まっている場合も有りうるからです。(勿論、これも本来ならば患者と良く話し合って解決できる問題でもあるわけですが。)
たdあ、ルールであるよく月末までの算定と言う物は生きているわけで、この解釈が全てを束縛する物でもないことは今後も主張していく予定でおります。
2010年5月26日水曜日
SRPの算定について
従来より愛媛県においてはSRPは一日で一ブロック程度という解釈がありました。
患者の口腔内によっては、一ブロックに大臼歯が一本しかない場合もあるでしょうし、飛び飛びの歯列の場合もありますので、隣接ブロックを含めた一ブロック程度のSRPは一日で認められます。
ただし、対顎まで含めた、あるいは三ブロックにまでまたがる状況だと、ちょっと無理がないだろうか?と解釈されます。
口腔内の状況は人それぞれですので、例えば上下左右第一大臼歯しか残存歯が無く、欠損補綴を急ぐ場合とかあろうと思いますので、そこまで制限する物ではなりませんので、そういう場合には摘要欄をご活用ください。
患者の口腔内によっては、一ブロックに大臼歯が一本しかない場合もあるでしょうし、飛び飛びの歯列の場合もありますので、隣接ブロックを含めた一ブロック程度のSRPは一日で認められます。
ただし、対顎まで含めた、あるいは三ブロックにまでまたがる状況だと、ちょっと無理がないだろうか?と解釈されます。
口腔内の状況は人それぞれですので、例えば上下左右第一大臼歯しか残存歯が無く、欠損補綴を急ぐ場合とかあろうと思いますので、そこまで制限する物ではなりませんので、そういう場合には摘要欄をご活用ください。
混合歯列期の歯周組織検査(P混検について)
混合歯列期と乳歯列期においては今回改定より混合歯列期歯周組織検査(P混検)が入りました。
この解釈に関して、色々言われておりましたが、こういう検査が出てきた以上、原則乳歯列期、混合歯列期の患者の歯周疾患に関してはP混検を採用していただくようお願いします。
検査にはプラークチャートが必要となりますので、面倒とは思いますがきちんと検査をしてください。(プラークチャートとプロービングの深さもしくはプロービング時の出血の有無)
ただし、まれには混合歯列期の後期においては、永久歯列に近い状態で、なおかつGではなくPの場合もあるでしょうし、必要があって歯周基本検査になる場合もあろうとは思いますので、混検でなければいけないというわけではなりません。
なお、混合歯列期という解釈は年齢ではなくあくまでも口腔内の状況です。
この解釈に関して、色々言われておりましたが、こういう検査が出てきた以上、原則乳歯列期、混合歯列期の患者の歯周疾患に関してはP混検を採用していただくようお願いします。
検査にはプラークチャートが必要となりますので、面倒とは思いますがきちんと検査をしてください。(プラークチャートとプロービングの深さもしくはプロービング時の出血の有無)
ただし、まれには混合歯列期の後期においては、永久歯列に近い状態で、なおかつGではなくPの場合もあるでしょうし、必要があって歯周基本検査になる場合もあろうとは思いますので、混検でなければいけないというわけではなりません。
なお、混合歯列期という解釈は年齢ではなくあくまでも口腔内の状況です。
2010年4月21日水曜日
久しぶりの書き込み、2010年改定
あっという間に2010年改定となってしまいました。
読者から「ぜんぜん書き込みがない」とお叱りを受けておりましたが、愛媛県では色々ありまして・・・汗
さて、2010年改定の疑義解釈や記載要領なども出揃い、不満も色々あるんですが、今後気がついたところから書き込んでいこうと思っています。
2.09%のプラス改定とうたわれていますが、???
算定用件がいまひとつの部分が多くて、算定し難いものも多くあると思いますが、正々堂々と算定できるものをきちんと算定すれば多少のプラスにはなるんでしょう。(歯科医師会が評価するほどのアップではないと思っていますが)
読者から「ぜんぜん書き込みがない」とお叱りを受けておりましたが、愛媛県では色々ありまして・・・汗
さて、2010年改定の疑義解釈や記載要領なども出揃い、不満も色々あるんですが、今後気がついたところから書き込んでいこうと思っています。
2.09%のプラス改定とうたわれていますが、???
算定用件がいまひとつの部分が多くて、算定し難いものも多くあると思いますが、正々堂々と算定できるものをきちんと算定すれば多少のプラスにはなるんでしょう。(歯科医師会が評価するほどのアップではないと思っていますが)
2009年5月25日月曜日
日本人の意識
歯科医療の今の現状を見るにつけ、日本人の口腔内に対する意識の高低差を何とか埋めないとだめかな?と思っています。
押しなべてすべての方が口腔内にもっと気を使うと言うのはなかなか無理にしても、あまりに無頓着な他人と、異常なくらいに神経質な人の差が結構大きすぎるかな。
しばらく前に急患で飛び込んできた「ホスト」君。髪型や洋服にはかなり金を使っているよう。
口腔内は惨憺たる状況、上顎第一大臼歯がPerで腫れ上がっている。
早速圧力を下げるべく穿通して投薬して、彼の価値観を見直してもらおうと、後日の来院を待つも音沙汰無し。しまった、急患で時間が無くとも、もっとあそこで詳細な説明をすべきだったか?
しかし、他の患者さんの予約を押しのけての来院に、あれ以上時間を割くわけにもいかなかったし・・・。
それにしても今の歯科の点数、こういう人たちにきちんと説明して、納得して治療を受けてもらう体制が取り入れられているだろうか?
これで国民の健康を守れと言うなら、「無理」と断言しておこう。
2009年5月18日月曜日
久しぶりに書き込み
久しぶりに書き込みいたします。
最近少しずつマスコミの動きと来年の改定の関連が解明されてきました。
事の始まりは昨年末の不可解な疑義解釈の出方です。
技監会議において議論された内容がしばらくして疑義解釈として歯科医師会経由で歯科医師会会員に送られてくるという、今までにはない状態が何かを暗示していると思えましたが、どうやらそのなぞが少し解けてきました。
18年改定において日歯の渡辺保険担当の言っていた歯科疾患管理料の算定用件が、ほとんど厚労省に否定されるという、大久保会長が言っていた「厚労省と良い関係が築かれている」という話とは真逆の結果が出ております。
どうやら、来年改定に向けて、あの屈辱的な16年改定の復活をもくろんでいる厚労省内部の人間がいるという情報が出てきました。
来年改定までもう一年を切った今、かなり危機的な予想をして我々は改定に向けた取り組みを始めないと。来年の4月にあっという事態を招きかねないことを今お伝えしておきたいと思います。
最近少しずつマスコミの動きと来年の改定の関連が解明されてきました。
事の始まりは昨年末の不可解な疑義解釈の出方です。
技監会議において議論された内容がしばらくして疑義解釈として歯科医師会経由で歯科医師会会員に送られてくるという、今までにはない状態が何かを暗示していると思えましたが、どうやらそのなぞが少し解けてきました。
18年改定において日歯の渡辺保険担当の言っていた歯科疾患管理料の算定用件が、ほとんど厚労省に否定されるという、大久保会長が言っていた「厚労省と良い関係が築かれている」という話とは真逆の結果が出ております。
どうやら、来年改定に向けて、あの屈辱的な16年改定の復活をもくろんでいる厚労省内部の人間がいるという情報が出てきました。
来年改定までもう一年を切った今、かなり危機的な予想をして我々は改定に向けた取り組みを始めないと。来年の4月にあっという事態を招きかねないことを今お伝えしておきたいと思います。
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