保険に深くかかわればかかわるほど、ルールと本来の医療との狭間に悩まされることが多くあります。
特に現在のまったくポリシーが無いというほどの厚労省の考え方で、改定のたびに医療行為の定義までもがころころ変わるようでは、保険医に指導する上でも、医療としてどうだということが言えない状況ではないでしょうか。
ましてや、単科であれほど分厚い青本を作られて、事細かに解釈を決めて、それを改定でいとも簡単にひっくり返すというのは、「今までの考えは実は何も考えていませんでした」と言っているようなものですよ。
結果全国で県ごとに解釈が存在し、ある県では査定が極端に多いという現象が起こってくるんです。
関東圏では今指導が厳しくなっていると聞きますが、指導なんてそもそも丁寧に保険の算定についての理解を深めるためのもんでしょうが。警察の取調べみたいなことをやって、何を考えているんでしょうね。
その社会保険事務局が「レセ抜き取り」をやっていたなんて、おいおい、他人を馬鹿にすんじゃないよって言いたいですよ。
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