2009年5月25日月曜日

日本人の意識

歯科医療の今の現状を見るにつけ、日本人の口腔内に対する意識の高低差を何とか埋めないとだめかな?と思っています。
押しなべてすべての方が口腔内にもっと気を使うと言うのはなかなか無理にしても、あまりに無頓着な他人と、異常なくらいに神経質な人の差が結構大きすぎるかな。

しばらく前に急患で飛び込んできた「ホスト」君。髪型や洋服にはかなり金を使っているよう。
口腔内は惨憺たる状況、上顎第一大臼歯がPerで腫れ上がっている。
早速圧力を下げるべく穿通して投薬して、彼の価値観を見直してもらおうと、後日の来院を待つも音沙汰無し。しまった、急患で時間が無くとも、もっとあそこで詳細な説明をすべきだったか?
しかし、他の患者さんの予約を押しのけての来院に、あれ以上時間を割くわけにもいかなかったし・・・。

それにしても今の歯科の点数、こういう人たちにきちんと説明して、納得して治療を受けてもらう体制が取り入れられているだろうか?
これで国民の健康を守れと言うなら、「無理」と断言しておこう。

2009年5月18日月曜日

久しぶりに書き込み

久しぶりに書き込みいたします。

最近少しずつマスコミの動きと来年の改定の関連が解明されてきました。
事の始まりは昨年末の不可解な疑義解釈の出方です。
技監会議において議論された内容がしばらくして疑義解釈として歯科医師会経由で歯科医師会会員に送られてくるという、今までにはない状態が何かを暗示していると思えましたが、どうやらそのなぞが少し解けてきました。

18年改定において日歯の渡辺保険担当の言っていた歯科疾患管理料の算定用件が、ほとんど厚労省に否定されるという、大久保会長が言っていた「厚労省と良い関係が築かれている」という話とは真逆の結果が出ております。
どうやら、来年改定に向けて、あの屈辱的な16年改定の復活をもくろんでいる厚労省内部の人間がいるという情報が出てきました。
来年改定までもう一年を切った今、かなり危機的な予想をして我々は改定に向けた取り組みを始めないと。来年の4月にあっという事態を招きかねないことを今お伝えしておきたいと思います。